ニュース 社会 作成日:2018年12月27日_記事番号:T00081242
ベトナム人ツアー客152人が相次いで失踪した問題で、内政部移民署と警察は、問題のツアー客が高雄市内のホテルにチェックイン後、「白い帽子」を目印にして、十数台の車がツアー客を迎えに来ていたとみられることが判明した。27日付聯合報が伝えた。
高雄市内のホテルに到着したベトナム人ツアー客たち。皆、白い帽子をかぶっている(26日=中央社)
迎えの車は乗用車、マイクロバス、タクシーなどさまざまだった。当局が車の持ち主を特定して事情を聞いたところ、中には「自分はベトナム人観光客の友人で、一晩泊めた後、ベトナム人は列車で北に向かった」などと話した者もいた。一部の失踪者は、タクシーでホテルを離れた後、高速道路上で別の車に乗り換えていた。迎えのマイクロバスで中部や北部に向かったケースもあったという。当局はあっせん組織が関与しているとみて調べている。当局は失踪者を発見した場合、直ちに強制送還し、3~5年間の入境禁止とする方針だ。
なお、内政部移民署は27日午前、3人が見つかり、別の3人は出境したと明らかにした。移民署は今後、帰りの航空券か第三地に向かう航空券の所持確認を強化していく方針だ。
行政院のコラス・ヨタカ報道官は「関係当局が失踪した旅行者のリストを把握しており、関係当局にはまず、失踪者の発見に努めてもらいたい。今回の事案はビザ政策や新南向政策にとって重要な教材となった」と述べた。
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