ニュース 社会 作成日:2018年12月28日_記事番号:T00081251
衛生福利部国民健康署(国健署)が27日発表した最新の調査結果によると、台湾において2016年の1年間で新たにがんと診断された患者の数は10万5,832人で、前年比676人増加し、過去最多を更新した。4分58秒に1人ががんを罹患(りかん)した計算で、前年の「5分に1人」から2秒短くなり、初めて5分台を割り込んだ。28日付蘋果日報が報じた。
部位別の新規がん患者数では、大腸がんが1万5,374人となり、11年連続で最多だった。
2番目に多いのは肺がんで、新規患者数は1万3,488人と前年比402人増加した。男女別の肺がん罹患率は、男性が10万人当たり43.2人と0.1人減少した一方で、女性は10万人当たり29.9人と1.4人増加した。国健署は、台湾人女性の喫煙率は4%と海外の平均10~15%を下回っているため、女性の肺がん罹患率の上昇は受動喫煙、大気汚染、職場での発がん物質への暴露、遺伝が要因の可能性があると指摘した。
食道がんの新規患者数は2,610人で、部位別で10位だった。食道がんは今月3日に53歳の若さで死去した自動車大手、裕隆集団の厳凱泰(ケネス・イエン)董事長兼執行長が患っていたことから、注目が集まっている。
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