ニュース 公益 作成日:2018年12月28日_記事番号:T00081252
台中市の盧秀燕市長は27日初めて出席した行政院会(閣議)で、老朽化により効率が低下している台湾電力(台電、TPC)の台中火力発電所4号機について、来年は年間を通じて運転を停止するよう提言した。28日付経済日報が報じた。
盧秀燕市長。台中市の大気汚染をやり玉に挙げて当選した以上、この問題で結果を出す必要がある(27日=中央社)
盧市長は、台中火力発電所の発電機10基は全て石炭火力発電で、フル稼働の場合、深刻な大気汚染をもたらすと指摘した。
これに対し頼清徳行政院長は、台中火力発電所では今後、天然ガス発電機2基を導入する計画で、実現すれば石炭発電機4基の運転を停止できると説明した。
TPCの計画によると、台中火力発電所に新たに導入する天然ガス発電機は1基目が2024年に稼働し、これに伴って石炭発電機1号機と2号機を予備用に転換、天然ガス発電機2基目が稼働する25年には石炭発電機3号機と4号機を予備用に転換する予定だ。
ただ、石炭発電機4号機は来年末に運転許可の更新時期を迎えるが、台中市政府は運転の継続を認めない方針とされる。
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