ニュース 電子 作成日:2019年1月3日_記事番号:T00081281
緯創資通(ウィストロン)は2日、インド子会社「Wistron InfoComm Manufacturing」の増資を行うとの市場の観測を認めた。長期的発展を見据え、資本金を18億ルピーから約300億ルピー(約460億円)に増額する予定で、ウィストロンの資本金の約半分に相当する。同社はインドでアップルのスマートフォンiPhoneSEとiPhone6sの組み立てを行っているが、観測によると、増資は昨年から進めている300億ルピー規模の工場拡張計画に関連するとみられている。3日付工商時報などが報じた。
インド政府関係者の話として現地メディアが伝えたところによると、工場拡張は2期に分けて行う計画で、昨年第4四半期に第1期部分の用地を取得、今年上半期に完成する予定だ。主に医療、モノのインターネット(IoT)、クラウド関連製品の生産に充てる計画だ。
アップルがサプライヤー支援か
インド紙、エコノミック・タイムズは2日、インド政府高官の話として、アップルと輸出優遇措置「製品輸出スキーム(MEIS)」の適用に向け協議していると伝えた。アップルのサプライヤーのインド投資拡大が狙いとみられる。
インド生産をめぐっては、鴻海精密工業が今年にも、iPhoneX(テン)シリーズなど上位機種の組み立てを開始すると伝えられていた。
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