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台湾製ブタノール、中国が反ダンピング課税決定


ニュース 石油・化学 作成日:2019年1月3日_記事番号:T00081285

台湾製ブタノール、中国が反ダンピング課税決定

 中国商務部は昨年12月28日、台湾、米国、マレーシアから輸入される「1-ブタノール」によって中国の産業に実質的な損害が出ているとの最終判断を下し、29日から6~139.3%の反ダンピング(不当廉売、AD)税を課すと発表した。期間は5年。29日付工商時報が報じた。

 台湾メーカーに対するAD税率は台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)が6%、他のメーカーは56.1%だ。米国メーカーは52.2~139.3%、マレーシアメーカーは12.7~26.7%。

 台湾にとって中国はブタノールの最大の輸出先だ。