ニュース 電子 作成日:2019年1月4日_記事番号:T00081303
内政部営建署は3日、台南市永康区に開設が計画されているハイテク産業向け水再生センターについて、競争入札で施工業者が決定し、2020年の完成が可能となったとの見通しを示した。この他、台南市安平区に新設予定の水再生センターも21年の稼働を目指している。南部科学工業園区(南科)台南園区でファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が計画している3ナノメートル製造プロセス工場の新設に対して懸念されていた給水不足問題の解消にめどが立った形だ。4日付経済日報が報じた。
営建署によると、永康区の水再生センターの施工については昨年12月27日に山林水環境工程公司が47億2,000万台湾元(約165億円)で落札。工期は約750日。20年の完成後、同センターから南科台南園区に対し、1日当たり1万5,500トンの給水が可能となる見込みだ。
一方、安平区のセンターについては現在、競争入札に向けた手続きが進められており、予定通り21年に稼働すれば、TSMCは1日に3万7,500トンの給水が受けられるという。
なお、TSMCの3ナノプロセス工場は22年末から23年初めにかけての量産開始を予定している。
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