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大型パネル19年出荷、1%増へ=ウィッツビュー予測


ニュース 電子 作成日:2019年1月4日_記事番号:T00081304

大型パネル19年出荷、1%増へ=ウィッツビュー予測

 市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーが3日発表した最新レポートによると、2018年の大型パネル出荷枚数は8億400万枚と前年比2.5%増加した。19年は8億1,200万枚へと前年比1%増加する見通しだ。4日付工商時報が報じた。

 18年の大型パネル出荷では、タブレット端末用パネルのみが前年割れとなった。テレビ用パネルは生産能力の拡大とキャンペーン価格が貢献して需要が増加した。モニター用パネルはスリムベゼル(狭額縁)の全画面パネルの生産能力拡大とeスポーツ(ゲーム対戦競技)イベントの盛り上がりで出荷が伸びた。ノートパソコン用パネルは、ドライバICなどの部品不足を懸念したノートPCメーカーの調達前倒しが貢献した。

 ウィッツビューの胡家榕研究経理は、19年は大型パネル工場3基が新たに稼働するため、テレビ用パネルの出荷枚数は2億8,600万へと前年比1%増加し、3年連続のプラス成長を遂げると予想した。ノートPC用パネルは高解像度、全画面製品の需要増が続き、出荷枚数は1億9,000万枚へと1.6%増加する見通しだ。モニター用パネルは全画面製品とゲーミング(ゲーム用)製品向けの需要が貢献するとして、出荷枚数は1億5,800万枚へと4.4%増加し、過去最高を更新すると予測した。