ニュース 電子 作成日:2019年1月4日_記事番号:T00081306
マザーボード大手、技嘉科技(ギガバイト・テクノロジー)の葉培城董事長は3日、今年も大幅成長が続くとの見方を示した。分野別では、大規模データセンター向けなどの需要増でサーバー事業が最も成長すると予想した。サーバー事業の昨年の売上高は100億台湾元(約350億円)に達したという。4日付経済日報が報じた。
葉董事長は、昨年は外部環境が悪かったが、一致団結して好業績を上げられたと語った(3日=中央社)
葉董事長はビデオカード事業について、ゲーミング(ゲーム用)ビデオカードの在庫が正常な水準まで低下している他、米エヌビディアが新型GPU(グラフィックスプロセッサー)をリリースするため、今年は出荷枚数が増加すると予想した。
葉董事長は、マザーボードはインテルのCPU(中央演算処理装置)供給不足で第1四半期の伸びが抑えられる見通しだが、この問題は徐々に解消していると説明。ミドル~ハイエンド製品は影響を受けず、第1四半期にローエンド製品の出荷が回復すると予想した。
葉董事長はカーエレクトロニクス事業について、中国の台湾系自動車部品メーカー、敏実集団(ミンスグループ)と車載用レンズなどの開発で提携しており、自動車メーカーの認証を今年取得できると予想した。敏実集団はベンツ、BMW、トヨタや米国の自動車メーカーなどを顧客に持つ。
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