ニュース 農林水産 作成日:2019年1月4日_記事番号:T00081319
行政院農業委員会(農委会)は3日、中国に近い台湾の離島、金門島の田浦海岸(金門県金沙鎮)で昨年12月31日に見つかった死んだ豚から、アフリカ豚コレラウイルスが検出されたと発表した。中国から漂着したとみている。これに伴い、金門県から台湾本島への豚肉と関連製品の輸送を14日間禁止する措置を取った。違反者は5万台湾元(約17万5,000円)以上、最高100万元の罰金が科される。4日付自由時報などが報じた。
現時点では付近の養豚場に異常は見つかっていない(3日=中央社)
現場から半径5キロメートル以内の8カ所の養豚場ではサンプル検査を実施した。豚の死骸を処理した係員に対しては複数回の消毒を求め、1週間の間、養豚場および関係者との接触を禁止した。金門県から台湾本島へは年平均で10トンの豚肉が輸送されている。
台湾はアフリカ豚コレラ対策で中国に協力を呼び掛けているが、農委会の通報に対し中国側からは何の反応もなかったという。
小坵島にも死骸漂着
きょう4日朝には、金門島から約120キロ離れた小坵島(金門県烏坵郷)の海岸でも、死んだ豚が流れ着いているのが見つかった。アフリカ豚コレラへの感染の有無は不明。同島に養豚場はなく外部から流れ着いたとみられ、周辺を封鎖する措置が取られた。
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