ニュース 電子 作成日:2019年1月7日_記事番号:T00081329
中国では今年から来年にかけて液晶パネル工場10基が新たに量産を開始し、供給能力が約1,000万枚拡大するとみられる。一方、米中貿易戦争の影響で川下がパネル調達に慎重になっている上、今年は大規模な国際スポーツイベントがないため需要拡大が見込めず、供給過剰がさらに深刻化すると予想されている。友達光電(AUO)、群創光電(イノラックス)など台湾のパネルメーカーの価格下落圧力となる見通しだ。7日付経済日報が報じた。
中国で今後2年以内に量産を開始するパネル工場のうち、6基が第8.5世代以上の大型パネル工場だ。
43インチ以上の大型パネルのオファー価格は昨年約20%下落し、AUOは昨年第1~3四半期に前年同期比65%の減益、イノラックスは90%以上の減益となっていた。
業界アナリストは、価格低迷が続けば、パネルメーカーは赤字に転落すると予想した。
スマートフォンの普及でテレビ用大型パネルの需要が縮小する中、AUOとイノラックスはデジタルサイネージ(電子看板)などのPID(パブリック・インフォメーション・ディスプレイ)事業に注力している。
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