ニュース 電子 作成日:2019年1月7日_記事番号:T00081331
宏碁(エイサー)は4日、VR(バーチャルリアリティー)業務を手掛ける子会社の宏星技術(スターVR)を今年上半期に解散するとの市場観測を否定し、他者への技術移転計画もないと発表した。7日付経済日報などが報じた。
スターVRをめぐっては、合弁相手、スウェーデンのスターブリーズが会社更生手続きを申請。同社の転換社債(CB)を保有するエイサーが、昨年12月30日、2億3,300万台湾元(約8億2,000万円)の未実現損失を計上すると発表したことで、アナリストがVR分野からの撤退の可能性を指摘していた。
エイサーのスターVRの持ち株比率は63.25%。スターVRは、VR対応ヘッドマウントディスプレイ(頭部装着ディスプレイ、HMD)の設計・製造・販売を手掛けているが業績が振るわず、昨年、興櫃市場(未公開株取引市場)への登録を取り消していた。
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