ニュース 商業・サービス 作成日:2019年1月7日_記事番号:T00081338
商業発展研究院(CDRI)が4日発表した「台湾商業サービス業景気循環同時総合指数」によると、同指数は昨年5月にピークを迎えて以降、低下が続いている。今後の指数予測を見ても、今年4月に一時的に上昇が見込まれるが、5月以降は再び低下に転じる見通しだ。同院は「台湾の商業サービス業の景気は下振れしており、後退速度が速まっている」と分析した。
先行指標は六つの指標のうち、民間固定資本が唯一好調だったものの、他の指標は全て悪化した。特に商業サービス業の株価指数は下落ペースが速まっている。ただ、政府による産業振興政策「5プラス2創新産業計画」や大型インフラ整備計画「前瞻基礎建設計画」による公共投資が民間投資を誘発しているほか、米中貿易戦争による発注シフトで台湾企業のUターン投資が促されているとし、それらが商業サービス業の世界的低迷傾向の中でプラス要因になると指摘した。
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