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華映のパネル工場、第6か第8で検討


ニュース 電子 作成日:2008年6月13日_記事番号:T00008134

華映のパネル工場、第6か第8で検討

 
 中華映管(CPT)の林蔚山董事長は12日、同社が建設する次のパネル工場について、第6世代か第8世代の択一となるが、両方同時に設置を進める可能性もあると語った。13日付工商時報などが報じた。

 林同社董事長によると、工場建設地は台中か桃園となる見通しで、下半期に400億台湾元(約1,420億円)のシンジケートローン(協調融資)を受ける予定だ。近く投資計画を発表するという。同社は現在、4世代工場1基、4.5世代工場2基、6世代工場1基を保有している。

 林盛昌同社総経理によると、中国のホワイトブランド(中国地場ブランドの携帯電話の総称)市場が好調で、同社の小型パネルの7割をホワイトブランド向けが占めている。しかし、ホワイトブランドメーカーは、中国の建国記念日に当たる10月1日の国慶節の連休におけるハイシーズンを前に、7~8月の発注を控える可能性がある。同社はこのため、海外大手ブランドからの受注獲得を目指し、サンプル出荷を開始した。中型パネルは下半期、全体の3割以上を低価格パソコン向けが占める見通しだ。