ニュース 金融 作成日:2019年1月7日_記事番号:T00081341
中央銀行(中銀)が4日発表した、2018年12月末の外貨準備高は4,617億8,400万米ドルと、前月末に比べ4億900万米ドル増加し、過去最高を更新した。前年末比では102億8,400万米ドル、2.28%の増加となり、増加幅は過去5年で2番目を記録した。5日付工商時報が報じた。
昨年12月は世界的に株価が大きく変動し、外資による売り越し、および資金の流出が拡大したものの、外貨準備高は増加が続き、2カ月連続で過去最高を更新した。中銀の顔輝煌・外国為替局長は、外貨準備の運用による収益増が主因と説明した。
昨年12月は台湾株式市場の加権指数が1.62%下落したことを受け、外資が保有する台湾の有価証券と台湾元建て預金残高の合計は3,366億米ドルと、前月比76億米ドル減少。外貨準備高に占める割合は73%まで低下し、過去2年で最低となった。
なお、台湾の外貨準備高は世界主要国・地域のうち、中国の3兆617億米ドル、日本の1兆1,978億米ドル、スイスの7,496億米ドル、サウジアラビアの4,942億米ドル(いずれも昨年11月末現在の数値)に次いで5位だった。
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