ニュース 運輸 作成日:2019年1月7日_記事番号:T00081343
高雄市の都市交通システム(MRT)を運営する高雄捷運(KRTC)は4日、非接触型決済サービス「マスターカードコンタクトレス」に対応したマスターカードやモバイル決済端末(サムスンペイ、アップルペイ、グーグルペイなど)をかざせば改札を通過できるようになったと発表した。マスターカードを直接利用できるMRTは高雄MRTがアジア初という。5日付工商時報が伝えた。
マスターカード発行銀行は期間限定で、利用運賃の割引や還元キャンペーンを行う(KRTCリリースより)
KRTCの郝建生董事長は、高雄MRTの1日当たりの利用者数は平日が延べ15万人、休日が延べ30万人で、乗客の60~70%は一卡通(Iパスカード)、19~20%は悠遊カード(イージーカード)を利用していると説明。マスターカードが利用可能になったことで、高雄MRTの利用者数が大幅に増えると期待感を示した。今後は環状軽軌(ライトレール、LRT)でもマスターカードを利用できるようにする計画だ。
マスターカードの陳懿文・台湾区総経理は、KRTCと開発した技術を台北MRT、台湾高速鉄路(高鉄)や医療、教育の分野にも応用していきたいと表明した。
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