ニュース 農林水産 作成日:2019年1月7日_記事番号:T00081345
行政院は6日、アフリカ豚コレラの感染拡大防止に関する中央災害対応センターの第3回会議を開き、残飯を使って豚を飼育している養豚場のうち、行政院環境保護署(環保署)の管理対象となっていない1,155カ所の養豚場について、1週間以内に検査を行い、不合格となった場合は、残飯による飼育継続を認めない方針を固めた。えさを家畜飼料に変更しない場合には閉鎖が命じられる。7日付自由時報が伝えた。
嘉義県では7日、翁章梁県長(前右)が養豚農家によるえさの家畜飼料への切り替え状況を視察。農家と共にえさの調理用設備を撤去した(7日=中央社)
残飯はアフリカ豚コレラの感染経路の一つとされている。このため、行政院農業委員会(農委会)は養豚場に残飯を90度以上の高温で1時間加熱処理するよう求めている。
農委会の統計によると、残飯をえさに使用している養豚場は昨年8月時点で2,045カ所あったが、11月には1,776カ所に減少した。今年1月時点では、環保署の管理対象になっているのが357カ所、管理対象外が1,155カ所だという。背景には養豚農家がアフリカ豚コレラへの感染リスクに目を向け始めたことがある。雲林県は昨年、台湾全土で初めて残飯による養豚を禁止した。
一方、金門県で昨年末にアフリカ豚コレラへの感染が「陽性」の豚の死骸が漂着したことに関連し、当局が半径5キロメートル以内の養豚場を検査した結果、全て「陰性」との結果が出た。
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