ニュース 政治 作成日:2019年1月7日_記事番号:T00081348
蘋果日報が2020年台湾総統選に出馬する可能性がある候補者7人の支持率調査を行った結果、朱立倫前新北市長(国民党)が33.61%の支持を集め、2位の柯文哲台北市長(13.09%)に大差を付けた。6日付同紙が伝えた。
民進党勢では、頼清徳行政院長(12.15%)、蔡英文総統(10.16%)が3、4位となった。5~7位は国民党の王金平前立法院長(6.39%)、馬英九前総統(5.03%)、呉敦義党主席(4.92%)の順だった。支持候補を答えなかった人も14.65%いた。
朱氏は調査結果について、「まだまだ努力の余地がある。インターネット上での支持では出遅れている」とコメント。2位の柯市長は台北市政府の報道官を通じ、「総統選出馬の計画はなく、こうした世論調査には意味がない」とコメントした。
中国メディアが「台湾同胞に告げる書」発表40年を記念して放映した歴史番組「台海紀事」で、「1992年の共通認識(92共識)」について語る朱氏。朱氏は「92共識は一国二制度とは全く異なる」と指摘する(5日=中央社)
中山大学政治学科の廖達琪教授は「朱氏が国民党内で有力な存在であることを示すものだ。柯氏にもまだ爆発力がある。頼氏は蔡氏と一本化できれば、能力があるかもしれない」と分析した。
今回の調査は、1月1日から4日にかけ電話で実施され、955人から有効回答を得た。
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