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ヤリス・クロスオーバー発売、台湾生産車を強化


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2019年1月8日_記事番号:T00081357

ヤリス・クロスオーバー発売、台湾生産車を強化

 トヨタの台湾総代理店、和泰汽車は7日、台湾生産の小型車「ヤリス(日本名・ヴィッツ)」の新型クロスオーバーSUV(スポーツ多目的車)モデル「ヤリス・クロスオーバー」を発売した。価格は58万9,000台湾元(約208万円)から。「ヤリス」シリーズ全体で年間販売台数1万7,000台を目指す。8日付工商時報が報じた。

/date/2019/01/08/03yaris_2.jpgヤリス・クロスオーバー。若者をターゲットとし、300台限定で春節までに購入の場合、1万元を割り引く(和泰汽車リリースより)

 ヤリス・クロスオーバーは、トヨタ車などを生産する国瑞汽車が自社開発した。和泰汽車は3月に「カローラ・アルティス」フルモデルチェンジ版の発売も予定しており、台湾生産車のシェア低下に歯止めをかける役割が期待される。2018年の新車登録台数に占める台湾生産車のシェアは54.7%と過去数年で最も低かった。

 一方、フォード車製造・販売の福特六和汽車(フォード六和モーター)は同日、「フォーカス」のフルモデルチェンジ版を春節(旧正月、2019年は2月5日)後に発売すると明らかにした。同社主管は、台湾生産車のマイナーチェンジを繰り返す販売戦略はもはや通用せず、フルモデルチェンジで最新装備を一挙に搭載する必要があると説明した。