ニュース 機械 作成日:2019年1月8日_記事番号:T00081360
台湾機械工業同業公会(TAMI)が7日発表した2018年の機械設備輸出額は274億米ドルで前年比7.2%増加し、過去最高を更新したものの、増加幅はTAMIが昨年初めに予測した15%の半分以下だった。TAMIの柯抜希理事長は、米中貿易戦争の影響で市場で様子見ムードが広がり、台湾メーカーの受注が鈍化したためと指摘。景気回復は今年の下半期以降となる見通しで、19年の機械設備輸出額は前年比5~10%増にとどまると予想した。8日付経済日報が報じた。
柯理事長はさらに、中国商務部が台湾製の立形マシニングセンターに対する反ダンピング(反不当廉価・AD)調査を行っており、米中貿易戦争以外の不確定要素もあるため、業界各社は今年の見通しを慎重視していると説明した。
TAMIは当初、台湾機械産業の18年生産額は、17年の1兆1,000億台湾元(約3兆9,000億円)から10%増加すると予測していた。機械設備輸出額の増加幅から計算すると、生産額は約1兆1,800億元にとどまったが、過去最高を更新したとみられる。
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