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頼清徳内閣、10日にも総辞職へ


ニュース 政治 作成日:2019年1月8日_記事番号:T00081373

頼清徳内閣、10日にも総辞職へ

 立法院が9日に2019年の政府予算案を可決する見通しとなったことを受け、頼清徳内閣は10日の閣議で総辞職を決めるもようだ。頼清徳行政院長は昨年11月の統一地方選後、いったん辞意を表明したが、これまで留任してきた。8日付中国時報が伝えた。

 頼行政院長は選挙直後に表明した辞意が固く、予算案成立のタイミングで総辞職するもようだ。後任には行政院長に蘇貞昌元行政院長、行政院副院長には先ごろの高雄市長選で落選した陳其邁元立法委員の就任が有力視されている。6日に民進党主席に当選した卓栄泰氏は「頼行政院長の辞任は流れが定まった」とした上で、蘇・陳コンビを「強力なペアだ」と評した。

 党内で最大派閥の新潮流系が支持する蘇貞昌氏と、蔡英文総統に近い陳其邁氏という組み合わせは、統一地方選後の党内の不協和音を解消する人選と言えそうだ。