華晶科技（アルテック）は人工知能（ＡＩ）やエッジコンピューティング関連に注力しており、米ラスベガスで８日に開幕した国際家電見本市、コンシューマー・エレクトロニクス・ショー（ＣＥＳ）で、▽ＡＩ向け視覚処理チップ▽商用／家庭用ＡＩセキュリティーシステム▽３Ｄ（３次元）センサーソリューション──を出展した。クアルコムやマイクロソフト（ＭＳ）、アマゾン・ドット・コム、訊連科技（サイバーリンク）と共同で、エッジコンピューティング技術を利用したＡＩ向け視覚ソリューション分野の商機を目指す。９日付工商時報が報じた。
アルテックの夏汝文董事長は、同社は20年以上デジタル映像分野に携わり、エッジコンピューティング技術を利用したＡＩ向け視覚ソリューションは大規模な需要が見込めると予測した。グローバル企業と共同で開発したＡＩセキュリティーシステムや映像によるスマート型識別システムなど革新的なハード、ソフトウエアサービスで、小売店や工場、家庭におけるセキュリティー環境を改善していきたいと語った。
