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宏捷科技のVCSEL、iPhone向け供給も


ニュース 電子 作成日:2019年1月9日_記事番号:T00081383

宏捷科技のVCSEL、iPhone向け供給も

 センサーソリューション設計・製造のオーストリアのamsは8日、顔認識などの3D(3次元)光センシング技術の導入加速に向け、顔認証技術「Face++」で知られる中国の北京曠視科技(メグビー・テクノロジー)と提携を結んだと発表した。両社はアップルのスマートフォン「iPhone」次世代機種で受注獲得を目指す考えとされ、実現すればスマホの顔認証機能用3Dセンサーの主要部品、垂直共振器面発光型レーザー(VCSEL)の生産でamsと密接な関係を持つ台湾の宏捷科技(アドバンスト・ワイヤレス・セミコンダクター、AWSC)にも恩恵が見込まれる。9日付経済日報が報じた。

 観測によると、宏捷科技は、ams子会社でVCSELの設計を手掛けるプリンストン・オプトロニクスと長期にわたり提携関係にあり、同部品の生産を受託しているとされる。

 amsとメグビーの提携について宏捷科技はコメントを避けている。ただ、同社が採用する6インチウエハー工場の製造プロセスはアップルが要求する条件を満たしており、iPhoneの2019年モデルの量産前に認証を取得できれば、サプライチェーン入りの可能性はあると予想されている。