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中国に台湾への圧迫停止要求、米NSC報道官


ニュース 政治 作成日:2019年1月9日_記事番号:T00081402

中国に台湾への圧迫停止要求、米NSC報道官

 米国家安全保障会議(NSC)のマーキス報道官は7日、「一国二制度」による台湾統一を改めて呼び掛け、武力統一の選択肢を放棄しないとした習近平中国国家主席の談話に対し、圧迫をやめて、選挙で選ばれた台湾の政府と対話を再開するよう中国側に呼び掛けた。9日付自由時報などが報じた。

 マーキス報道官はまた、米国は、中台の分岐の解決は必ず平和的手法によるもので、双方の住民の意欲に基づいたものでなければならず、台湾住民を武力で圧迫することを拒否すると表明した。

 これに対し、蔡英文総統はフェイスブック(FB)を通じて「米国が国際社会において台湾の最も重要な友人であることを証明した。台米間の堅実なパートナーシップは、地域の平和と安定に大きな貢献をしている」と感謝の意を伝えた。

 米国は多くの上下院議員もツイッターで台湾への支持を表明した。ガードナー上院議員は、自身が推進した「アジア再保証イニシアチブ法案(ARIARIA)」の発効後、次期会期で台湾の国際社会への参画に協力するための「台北法」を提案すると表明した。