ニュース 電子 作成日:2019年1月10日_記事番号:T00081410
DRAM世界5位の華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)の焦佑鈞董事長は従業員宛てのメールで、今年は▽スマートフォンの出荷減少▽米中貿易戦争▽データセンター用サーバーへの過剰投資──により、メモリー市場の拡大が見込みにくいとの認識を明らかにした。10日付経済日報が報じた。
メモリー市場の今後の見通しについては、DRAM最大手のサムスン電子、世界3位の米マイクロン・テクノロジーも慎重視している。
モルガンスタンレーは、半導体市場の景気循環は通常、4~9四半期の拡張期と4~8四半期の縮小期を繰り返すと指摘。DRAM契約価格は昨年9月に頭打ちになり、下落に転じたため、あと2~3四半期は下落が続くと予想した。
ただ、ウィンボンドの詹東義総経理は、長期的にはメモリー市場の見通しを楽観視しており、昨年10月に南部科学工業園区(南科)高雄園区(高雄市路竹区)で着工した12インチウエハー工場については計画通り進めると表明した。
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