ニュース 電子 作成日:2019年1月10日_記事番号:T00081411
受動部品最大手、国巨(ヤゲオ)が9日発表した2018年の連結売上高は771億6,500万台湾元(約2,700億円)で、前年の2.39倍に増加し、過去最高を更新した。10日付経済日報が報じた。
昨年12月の連結売上高は前月比15.7%減、前年同月比35.4%増の45億3,400万元で、4カ月連続の前月比減収となった。ヤゲオは、▽年末の棚卸しによる営業日減少▽クリスマス、正月休暇で欧米顧客の調達が鈍化したこと▽米中貿易戦争で中華圏の顧客の様子見姿勢が続き、需要が減少したこと──が原因と説明。今後も製品構成の見直しを進め、競争力を強化していくと表明した。
証券会社は、受動部品市場は調整期にあり、需要が力強さを欠いているとして、景気回復は第2四半期以降になると予想した。
なお、ヤゲオは上半期に高雄市大寮区の大発工業区で積層セラミックコンデンサー(MLCC)の新工場に着工する予定だ。同社にとって高雄で5基目の工場となる。敷地面積は6,300坪、延べ床面積は1万6,000坪。主にハイエンド製品を生産する計画だ。
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