ニュース 電子 作成日:2019年1月11日_記事番号:T00081433
ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が10日発表した2018年連結売上高は、前年比5.5%増の1兆300億台湾元(約3兆6,000億円)と、初めて1兆元台に乗った。ただ、目標の中間値6.45%増には届かなかった。11日付工商時報などが報じた。
同社の7ナノメートル製造プロセスの出荷は伸びたものの、アップルのiPhone新機種をはじめとしたスマートフォン需要が予想を下回ったことが要因だ。
昨年第4四半期の売上高は、前期比11.3%増、前年同期比4.4%増の2,897億7,000万元で、同期の過去最高を更新した。昨年12月は前月比8.7%減、前年同月比0.1%減の898億3,100万元と、過去5カ月で最低だった。アップル向けA12プロセッサーの出荷減と、顧客の年末の在庫調整の影響を受けた。
外資系証券会社は、今年第1四半期は非需要期で、スマホ販売も振るわず、TSMCの第1四半期売上高は前期比10~15%減少し、19年売上高は5~10%増の目標は困難と指摘した。
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