ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2019年1月11日_記事番号:T00081442
鉄鋼最大手、中国鋼鉄(CSC)が10日発表した2018年通年の連結売上高は、前年比15%増の4,006億6,500万台湾元(約1兆4,000億円)と、過去最高を更新した。鉄鋼製品価格の上昇と販売量増加が貢献し、初めて4,000億元を超えた。11日付経済日報などが報じた。
このうち、鉄鋼部門の売上高が83%を占めた。昨年の販売量は、子会社を合わせ前年比67万トン増加した。このうち、CSCは1,124万トン(40万トン増)、子会社の中鴻鋼鉄は248万トン(16万トン増)、中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)は394万トン(12万トン増)だった。1トン当たりの平均価格は、前年比1,900元上昇した。
CSCは、昨年第4四半期まで5四半期連続で域内オファー価格を引き上げた。ただ、今年第1四半期は、米中貿易戦争の影響から引き下げに転じている。
CSCの売上高は昨年11月より、米中貿易戦争と米国が鉄鋼・アルミニウム製品の関税を引き上げた影響が表れ、減少している。今年は、米中貿易戦争が緩和に向かうかが、業績の鍵を握る。
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