ニュース 自動車・二輪車 作成日:2019年1月14日_記事番号:T00081465
今年からバイクメーカーの新車種にアンチロック・ブレーキ・システム(ABS)またはコンバインド・ブレーキ・システム(CBS)の搭載が義務付けられ、バイクの販売価格が上昇したことを受け、交通部の王国材部長代理は11日、頼清徳内閣の総辞職に先立ち、ABS搭載車種に4,000台湾元(約1万4,000円)、CBS搭載車種に1,000元の補助金を支給すると表明した。行政院は補助金費用として3億1,000万元を計上した。12日付蘋果日報が伝えた。
新制度では欧州連合(EU)の規定を参考にし、排気量125cc以下のバイクにABSまたはCBS、同126cc以上のバイクにABSの搭載が義務付けられた。これに伴い、販売価格が1,500~8,000元上昇し、消費者から不満の声が上がっていた。
年初来販売済みのバイク新車種には、補助金が支給されていないが、交通部公路総局は「18日までに補助金分を購入者の口座に振り込む」と説明した。
バイク大手、三陽工業(SYM)の広報担当者は「ABS搭載車種は販売台数全体の1~2割だが、政府の補助金支給を受け、ABS搭載車種の販売が増え、販売台数が(全体で)10%伸びるのではないか」と期待感を示した。
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