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UMEC、自動車用新型レーダー量産へ


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2019年1月14日_記事番号:T00081466

UMEC、自動車用新型レーダー量産へ

 電装品大手、環隆科技(UMEC)は最近、先進運転支援システム(ADAS)市場に参入し、昨年24ギガヘルツ(GHz)帯のレーダーを量産したのに続き、今年は77GHzレーダー新規格機種の量産を開始する。14日付工商時報が伝えた。

 同社は自動車用レーダーや海上航行用電子製品の主な生産拠点である台中工場のフロア増設による拡張を計画している。現在は5階建てだが、約1億台湾元(約3億5,000万円)を投資し、6階部分を増設する構えだ。屋上には出力200キロワット(kW)の太陽光発電装置も設ける。

 電磁部品分野では、VDSL方式のブロードバンド技術「G.fast」を採用した製品のテスト生産を完了し、今年から量産に入る予定だ。

 同社の2018年の連結売上高は前年比6.7%増の38億3,200万元だった。今年の業績見通しについては、「多くの新製品が量産段階に入ったことで、さらなる伸びが期待できる」と説明した。