ニュース 医薬 作成日:2019年1月14日_記事番号:T00081471
ワクチン大手の高端疫苗生物製剤(メディゲン・ワクチン・バイオロジクス)は、新竹生物医学園区(新竹県竹北市)に建設中の「細胞医療生産・処理センター(CPC)」が今年上半期に完成し、第3四半期にも生産を開始すると発表した。完成後は台湾最大の細胞生産基地となる。14日付経済日報が伝えた。
陳燦堅総経理は「細胞医療産業は商業化の段階に入り、勝負の鍵は生産能力だ」と述べた。同社は既に竹北工場に欧州連合(EU)の先端医療医薬品(ATMP)のGMP(適正製造規範)規格を満たす生産拠点を設けている。
陳総経理は「CPCは基亜生物科技(メディゲン・バイオテクノロジー)の細胞医療を支える拠点となるほか、台湾のバイオテクノロジー企業や医療機関による委託設計製造の需要も満たしていく」と説明した。
竹北工場の生物製剤棟の特定フロアには12の細胞生成処理ユニット(CPU)を設ける。3つのCPUでは「異体再生医療製剤」の生産を専門に手掛ける予定で、再生医療製剤管理条例案の成立を待って、本格稼働したい構えだ。
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