ニュース 電子 作成日:2019年1月15日_記事番号:T00081484
IC設計大手、聯詠科技(ノバテック・マイクロエレクトロニクス)の元副処長の男ら4人が2016年に、有機EL(OLED)パネル用ドライバICやバーチャルリアリティー(VR)関連の研究開発(R&D)工程の重要データを違法に複製し、中国企業、上海明遨電子科技(ビュートリックス・テクノロジー)に漏えいした営業秘密法違反の罪で新竹地方検察署に起訴された。4人は現金や不動産などの資産も差し押さえられた。15日付経済日報が報じた。
元副処長の男は、明遨への転職で総経理職を用意すること、給与額を2倍にすることを条件に重要データを漏えいするよう持ち掛けられ、妻の名義で台元科技園区(新竹県竹北市)に「竑遨科技」を設立して今回共に起訴された従業員3人を誘って転職、同社を通じて明遨側に情報を漏えいした疑いが持たれている。
ノバテックは起訴に対し、「引き続き会社の知的財産権と営業秘密を守る」とコメントした。
なお、台湾企業から技術に関する知的財産が盗まれた場合の起訴で、流出先の90%を中国が占める。
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