ニュース 商業・サービス 作成日:2019年1月15日_記事番号:T00081495
富邦集団傘下で大手インターネット通信販売サイト「momo購物網」などを運営する富邦媒体科技(momoドットコム)の林啓峰董事長は14日、生鮮食品などの商品を3時間以内に配達する試験サービスを大台北地区(台北市、新北市、基隆市)で今年6月までにスタートさせると表明した。倉庫や運送車両の数を増やすとともにビッグデータ分析を活用して輸送時間を短縮する「短鏈革命」を始動する。15日付経済日報が報じた。
林董事長は、当面は生鮮食品の他、衛生用品も対象にすると説明した(14日=中央社)
富邦媒体は現在、▽台北市内湖区▽新北市三重区▽台中市▽台南市──の4カ所に倉庫があり、年内に10カ所まで増設する計画だ。生鮮食品の物流システム確立に向け、コールドチェーン(低温流通体系)関連の物流業者と提携する他、各倉庫に冷蔵・冷凍倉庫を設置することも視野に入れる。
通販サイト大手のうち、「PCホーム」、「東森購物(ETモール)」が生鮮食品を取り扱っている。ETモールは大台北地区への配達に平均2~3日かかり、昨年バイクを利用し、最速6時間で配達するサービスを試験導入した。
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