ニュース 運輸 作成日:2019年1月15日_記事番号:T00081496
海運大手、陽明海運(ヤンミン・マリン・トランスポート)の謝志堅董事長は、2,800TEU(20フィートコンテナ換算)の小型船舶10隻の新造を発注したと明らかにした。中国の人件費、地価の上昇と米中貿易戦争を受け企業が東南アジアへ工場を移転しているためで、新船は東南アジアから台湾、香港、シンガポールなどハブ港への輸送に充て、ハブ港で大型船舶に貨物を積み替えて欧米に輸送すると説明した。15日付経済日報が報じた。
謝董事長は、中国経済が鈍化する中、東南アジアの貨物需要が高まると指摘。長期的に同社のアジア近距離路線の売上高構成比は上昇すると予想した。
謝董事長は、昨年の世界のコンテナ船の船腹量は前年比5.6%増、輸送需要は4.6%増となり、供給過剰が続いたと指摘。今年は船腹量、輸送需要ともに前年比4%増となる見通しで、昨年より需給バランスが改善すると予想した。
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