ニュース 運輸 作成日:2019年1月15日_記事番号:T00081499
台湾鉄路(台鉄)は14日、18人が死亡した昨年10月の特急列車プユマ(普悠瑪)号脱線事故の現場となった新馬駅(宜蘭県蘇澳鎮)付近の急カーブを緩和する線形改良工事を行うと発表した。総工費6億台湾元(約21億円)を投じ、早ければ2020年の着工、22年末の完成を目指す。15日付自由時報などが報じた。
線形改良で、制限速度は時速65キロメートルから85キロに緩和される見通しだ(15日=中央社)
工事では新馬駅を移設するとともに、曲線半径を現在の306メートルから500メートルに緩和する。事故区間の改良には駅の移設が必要なことから、台鉄は当初計画に盛り込んでいなかったが、事故を受けて危険性に注目が集まったことから、昨年末に急きょ対象に含めた。
台鉄はこの他、宜蘭線の▽猴硐駅(新北市瑞芳区)~双渓駅(双渓区)の16カ所▽亀山駅(宜蘭県頭城鎮)~外澳駅(同)の3カ所──でも線形改良工事を行う。総工費は20カ所合わせて約120億元。
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