ニュース 公益 作成日:2019年1月15日_記事番号:T00081502
中小企業向けリース業者の中租控股(チャイリース・ホールディング)は14日、新竹科学工業園区(竹科)の矽導立体駐車場(新竹市力行二路)の屋根上に設置した太陽光発電設備の稼働を開始したと発表した。同駐車場の敷地面積は6,276.5平方メートル、太陽光パネル設置枚数は3,858枚、設備容量は1,196.98キロワット(kW)で、北部の公共駐車場を活用した太陽光発電所の中で最大規模だ。15日付経済日報が報じた。
3階の駐車スペースの上に設置された太陽光パネル。工業園区の空間の有効活用に資する(竹科リリースより)
同発電所は▽中租傘下の中租迪和(チャイリース・ファイナンス)▽竹科管理局▽台湾電力(台電、TPC)新竹区営業処───が共同で設置した。
中租は、同社は太陽光発電所を台湾1,095カ所に設置しており、発電量は計4億800万キロワット時(kWh)と説明。南部に多いが、経済部能源局(エネルギー局)が昨年、北部の太陽光発電の電力買い取り料金を15%引き上げたため、今後は北部の工業園区での設置を強化する他、顧客の中小企業との共同設置も進めると説明した。
中租は、同社の太陽光発電事業は近年、年66%のペースで拡大していると説明。10年以内に発電所設置数を5,000カ所、資産規模を1,000億台湾元(約3,500億円)へと、それぞれ現在の約5倍に増やす目標を示した。
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