トヨタの台湾総代理店、和泰汽車は15日、レクサスのクロスオーバーＳＵＶ（スポーツ用多目的車）「ＵＸ」のハイブリッド車（ＨＶ）モデル「UX250h」を発売した。価格は149万台湾元（約525万円）。昨年12月中旬に開始した予約受付で既に500台以上の注文があり、今年の輸入割当台数2,800台分は予想より早く売り切れる見通しだ。16日付工商時報が報じた。
レクサス「UX250h」。第４世代ハイブリッド技術によりエンジンの熱効率41％と世界最高水準を誇る（和泰汽車リリースより）
和泰汽車が昨年11月に発売したガソリンモデル「UX200」は既に1,000台以上が売れている。同社はＵＸシリーズの今年の販売目標を従来の4,000台から5,000台に引き上げた。
レクサスブランドの今年の販売目標は２万2,000台で、高級車市場首位への返り咲きを目指す。
和泰汽車によると、レクサスの昨年の新車登録台数は１万7,800台と前年比23.1%増加し、高級車市場でＢＭＷを上回り、メルセデス・ベンツに次ぐ２位となった。「ＮＸ」、「ＲＸ」シリーズの販売好調が貢献した。
