ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2019年1月16日_記事番号:T00081514
鉄鋼最大手、中国鋼鉄(CSC)は15日、フランスの耐火素材メーカー、カルデリスと提携し、「耐火材料共同実験室」を設置する契約を結んだ。高品質の耐火素材を共同開発する狙いだ。カルデリスは仏産業用鉱物大手イメリスの子会社だ。16日付経済日報が伝えた。
翁朝棟CSC董事長(左)とカルデリスのミシェル・コルネリッセン世界総裁が覚書を取り交わした(CSCリリースより)
耐火素材は高炉による鉄の精錬の際に必要な消耗材で、CSCではグループ全体で年間15万トン、約50億台湾元(約180億円)の需要がある。現在は80%以上が台湾産だ。
CSCは耐火素材の安定した確保に向け、独自のサプライチェーン育成と外部提携を二本立てで進めてきた。カルデリスとは昨年6月から提携の可能性を検討してきた。
CSCの翁朝棟董事長は「アジアの耐火素材技術開発をリードしていきたい」と述べた。
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