ニュース 石油・化学 作成日:2019年1月16日_記事番号:T00081515
台湾中油(CPC)は15日、前日夜の電力系統の故障により自動停止した新第3ナフサ分解プラント(新三軽、高雄市林園区)で生産を再開したと発表した。川下の台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)、台聚集団(USIグループ)など約10社へのエチレンの供給が20%減少しているが、今日16日夜にも正常供給を回復する見通しだ。16日付経済日報が報じた。
CPCによると、電力供給回復後の設備点検で損傷は見つからず、コンプレッサーや冷凍システムを再起動させ、15日午後から原材料の投入を始めた。また、プロピレンとブタジエンについては、十分な在庫があり正常に供給していると説明した。
同プラントは、CPC最大のナフサ分解プラントで、日産量は▽エチレン、2,000トン▽プロピレン、1,000トン▽ブタジエン、約300トン──。
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