ニュース 石油・化学 作成日:2019年1月16日_記事番号:T00081516
台塑集団(台湾プラスチックグループ)は15日、今年の春節ボーナス(年終奨金)は、規定に基づき算出した5.83カ月分を支給すると決定した。これに加え、現金による紅包(お年玉)1万5,000台湾元(約5万3,000円)を支給する。昨年末にかけての国際原油価格下落を受け、過去最高水準となった昨年の水準(6カ月分と紅包2万2,000元)は下回った。16日付経済日報が報じた。
昨年は原油価格上昇により第1~3四半期が好調で、王文淵(ウィリアム・ウォン)台湾プラグループ総裁は6カ月分支給を維持できるとの見通しを示していたが、第4四半期に台プラ主要4社の純利益が前期比94%の大幅減となったことで、予想を下回った。
台プラ主要4社は、今年第1四半期の売上高は昨年第4四半期を下回るとみている。ただ、台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)の洪福源副董事長は、昨年末の原油価格推移は2014年末と似ており、春節(旧正月、19年は2月5日)後に反騰が期待できるとの見方を示した。
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