ニュース 商業・サービス 作成日:2019年1月16日_記事番号:T00081522
経済部が15日発表した2018年1~11月の医薬品・化粧品小売業界の売上高は前年同期比4.6%増の1,919億台湾元(約6,760億円)で、同期の過去最高を更新した。通年では2,000億元を突破したもようだ。16日付工商時報が報じた。
統計によると、昨年の医薬品・化粧品小売業界売上高の商品別シェアは▽化粧品・基礎化粧品、51.5%▽薬品・医療用品、29.5%▽食品類、7.8%▽コンタクトレンズ・清掃用品など、2.9%──だった。
一方、業界の販売チャネルは、実体店舗が96.4%を占め、電子商取引(EC)は2.9%にとどまった。実体店舗では、陳列されている商品を自由に見たり、試供品を試したり、専門家に相談できることが主因とみられる。
調査によると、業界が昨年直面した経営上の問題点は▽価格競争が激しく利益が小さい、54.8%▽人件費の上昇、48.4%▽商品の同質性・代替可能性の高さ、35.5%▽店舗賃料の上昇、32.3%▽インターネット販売による市場の侵食、32.3%──などが挙がった。
ドラッグストア大手2社の18年末時点の店舗数は、屈臣氏(ワトソンズ)が564店、康是美(コスメッド)が400店で、12年末と比べて122店、38店増加した。主要薬局チェーンの店舗数は880店で、187店増加した。
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