ニュース 電子 作成日:2019年1月17日_記事番号:T00081540
中国の市場調査会社、北京群智営銷諮詢(シグマインテル)によると、昨年のテレビ用液晶パネルの世界出荷枚数は2億8,400万枚で前年比8.4%増、出荷面積は1億5,100万平方メートルで9.5%拡大し、いずれも過去最高だった。台湾メーカーでは、群創光電(イノラックス)が出荷枚数4,510万枚で3位、出荷面積は2,090万平方メートルで4位だった。17日付工商時報が報じた。
出荷枚数は、京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)が5,430万枚で、初めて首位に浮上した。2位はLGディスプレイ(LGD)で4,860万枚。4位以下は、▽サムスンディスプレイ(SDC)、3,940万枚▽深圳市華星光電技術(CSOT)、3,870万枚▽友達光電(AUO)、2,530万枚▽恵科(HKC)、1,260万枚▽シャープ、880万枚▽中電熊猫信息産業集団(CECパンダ)、770万枚──だった。中国勢が相次いで第10.5世代、第8.6世代工場を稼働させたことで、ランキングが変動した。
一方、出荷面積の首位は依然LGDで、3,000万平方メートルだった。2位はSDCで2,620万平方メートル。両社は主に大型パネルを生産している。3位はBOEで2,340万平方メートル。5位CSOTは1,740万平方メートル、6位AUOは1,570万平方メートルだった。
シグマインテルは今年のテレビパネル世界出荷量について、前年比2%減の2億7,600万枚と予測した。一方、パネルサイズの大型化の影響で、出荷面積は4.4%拡大するとの見通しを示した。
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