ニュース 運輸 作成日:2019年1月17日_記事番号:T00081550
和泰汽車傘下のレンタカー最大手、和運租車はこのほど、短期間のレンタル事業をスピンオフ(分離・独立)し、新会社「和雲行動服務」を設立したと発表した。同社は、これまで和運租車が展開してきた24時間営業の無人レンタカーサービス「iRent」を引き継いだ上で、3月には光陽工業(KYMCO)と提携し、電動バイクのレンタルも開始する予定だ。17日付自由時報が報じた。
田董事長(中)は、車の価値は保有ではなく利用にあると述べ、シェアリングエコノミーの発展に期待を寄せた(和泰汽車リリースより)
和雲行動服務は今後、トラックやバス、自転車のレンタル業務、駐車場経営にも参入する計画だ。駐車場については「iRent」の拠点など、和運傘下の営業拠点50カ所を活用し、駐車スペースを貸し出す予定だ。
和雲行動服務の田天明董事長によると、同社が短期レンタル向けに保有する車両は3,800台で、会員数は約80万人。うち「iRent」は車両台数1,200台で、全土に約500カ所の拠点がある。同社が引き継ぐ事業の昨年の売上高は約11億台湾元(約39億円)。今年は業務の拡大により15億元まで成長すると見込んでいる。
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