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台プラ六軽の品質改善事業、環境差異報告の審議継続


ニュース 石油・化学 作成日:2019年1月18日_記事番号:T00081568

台プラ六軽の品質改善事業、環境差異報告の審議継続

 行政院環境保護署(環保署)専案小組(個別案件小委員会)は17日、台塑集団(台湾プラスチックグループ)の第6ナフサ分解プラント(雲林県麦寮郷、通称六軽)が提出した石油製品の品質改善事業に関する環境差異報告に対する初審を行い、11件の修正意見を付け、審議を次回に持ち越した。18日付経済日報が伝えた。

/date/2019/01/18/06fpg_2.jpg環保署専案小組の初審のもよう。台プラグループは「次回は審議を通過できると確信している」とコメントした(17日=中央社)

 環境影響評価委員は、報告内容が難解だとし、交通への影響、汚染管理などの面でまだ不明な点があるとして、台プラグループに細部の修正を求めた。修正文書の提出期限は4月30日とされた。

 台プラグループは政府が定める自動車用ディーゼル油の成分基準への対応や産業競争力向上に向け、石油製品の品質改善事業に159億台湾元(約563億円)の投資を計画している。内訳は新設設備が5件、変更設備が3件となっている。