ニュース 商業・サービス 作成日:2019年1月18日_記事番号:T00081574
遠東集団(ファーイースタン・グループ)傘下の百貨店大手、遠東そごうの昨年の売上高は461億台湾元(約1,630億円)で、前年比2%増加し、過去最高を更新した。台北市内の忠孝館、復興館、敦化館が合計で4.5%増となり、全体の売上高を押し上げた。今年は過去最高の465億元を目指す。18日付経済日報が報じた。
復興館の昨年売上高は前年比5.5%増の137億元で、忠孝館に並んだ。汪郭鼎松総経理は、復興館では、25歳以下の女性向け衣料の割合を引き下げ、ターゲット顧客の年齢層を引き上げた他、アウトドア、レジャー、スポーツ用品を強化したことなどが奏功したと説明した。今年は5月に大幅改装を予定しており、売上高で忠孝館を上回ると予想。2~3年以内に150億元まで引き上げることを目標にしている。
黄晴雯董事長は、中国事業は昨年、過去10年で初めて黒字になったと明らかにした。2017年に不採算店舗を閉店したことと、オンライン・ツー・オフライン(O2O)マーケティングの強化が貢献したという。
遠東集団は1993年に中国市場に進出し、10年前のピーク時は13店に達したが、その後は事業を縮小し、現在は6店舗を展開している。黄董事長は、今後は新規出店を進めると表明した。
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