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友達と奇美電、下半期出荷は安泰


ニュース 電子 作成日:2008年6月16日_記事番号:T00008159

友達と奇美電、下半期出荷は安泰

 
 世界的大手ブランドを顧客としている友達光電(AUO)、奇美電子(CMO)の域内主要パネルメーカー2社は、いずれも顧客の液晶テレビ販促キャンペーンがパネル出荷量を後押しする形となり、外資系証券会社のアナリストは「下半期は安定した業績間違いなし」という評価を下している。16日付蘋果日報が報じた。
  
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 工業技術研究院産業経済趨勢研究センター(IEK)鍾俊元研究員によると、米サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題の影響と物価高騰により、今年北米市場の液晶テレビ需要見通しは、1,400万台から1,200万台まで下方修正された。しかし、ソニーとサムスンの世界2大ブランドは値下げキャンペーンが奏効して売り上げを伸ばしており、パネルメーカーからの調達量も安定して伸びているという。

 逆に瑞軒科技(アムトラン・テクノロジー)傘下のビジオなど二線級ブランドの売り上げは圧迫されており、ビジオは第1四半期末から、LGディスプレイ(LGD)への発注を5万~10万枚削減したとの観測が出ている。