電子機器受託メーカー、佳世達科技（Qisda）は18日、小売業者向けの▽インタラクティブ（双方向性）マーケティング▽セルフサービス▽広告モニタリング▽ビッグデータ解析▽省エネ管理──に関するスマートソリューション５種類を発表した。ＡＩ（人工知能）、ＩｏＴ（モノのインターネット）技術やＥＲＰ（企業資源計画）ソフトウエアを活用して顧客の売上高20%増を支援する。19日付経済日報が報じた。
Qisdaは、顧客が運営する店舗で来店客の行動データを解析したところ、平日午後の方が休日より来店客数が多く、客は店舗中央辺りで立ち止まることが多いことが分かったと説明。店員の配置時間帯と配置位置、および目玉商品の陳列位置を変更するよう顧客に提言したところ、平日の来店客数が13%増加、休日も23%増加し、売上高が20%増加したと事例を挙げた。
