ニュース 電子 作成日:2019年1月19日_記事番号:T00081593
国家通訊伝播委員会(NCC)の詹婷怡主任委員は18日、第5世代移動通信(5G)の周波数割り当ての準備作業が完了したことを受け、2020年初めにも免許発給を行う方針を明らかにした。19日付工商時報が伝えた。
詹主任委員は「5Gの周波数帯入札には合理的なルールを設け、合理的な金額設定を行い、通信事業者の負担を軽減する」と述べた。具体的には「周波数帯調整係数」を幅3~6メガヘルツ(MHz)で現在の0.8から0.18に77.5%引き下げるほか、6MHz以上では0.004とする。5Gに割り当てられる3.5ギガヘルツ(GHz)、28GHzの周波数帯で、通信キャリアの周波数使用料負担は年間5億~10億台湾元(約17億8,000万~35億6,000万円)減少する見通しだ。
ネットワークの構築に必要な期間を考えると、サービス開始時期は免許発給の半年から1年後になるとみられる。ただ、詹主任委員は「5Gの技術標準の一部は既存の4Gネットワークでも展開可能で、5Gの応用サービスは必ずしも5Gのネットワーク設備が進んだ段階で始まるわけではない」と説明した。
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