ニュース 自動車・二輪車 作成日:2019年1月19日_記事番号:T00081595
トヨタの台湾総代理店、和泰汽車の黄南光董事長は18日、今年は多くの新車を発売する他、第6期排ガス基準が9月から適用されるため商用車の販売拡大が期待できると述べ、通年売上高の過去最高更新を目指すと表明した。19日付工商時報が報じた。
黄董事長は、昨年は▽2016年に始まった新車買い替えの貨物税(物品税)減免措置の効果低減▽軍人・公務員・教員(軍公教)の年金改革▽米中貿易戦争──などの影響で台湾市場の新車登録台数が前年割れだったが、同社は市場シェア首位を維持し、レクサスと商用車の新車販売台数、アフターサービス売上高が過去最高を記録し、連結売上高も過去最高を更新したと説明した。
黄董事長は今年の見通しについて、▽企業の賃上げ▽最低賃金の引き上げ▽所得税制の改善──により個人消費の拡大が期待できると指摘。ただ、米中貿易戦争に伴う不確実性の高まりで需要の伸びが抑えられる可能性があると予想した。
黄董事長はさらに、今後はクラウドなどデジタルプラットフォーム事業の強化を加速し、各分野の需要を取り込むと表明した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722