ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

仁宝の副董事長、元デル副社長メディカ氏が就任


ニュース 電子 作成日:2008年6月16日_記事番号:T00008161

仁宝の副董事長、元デル副社長メディカ氏が就任


 ノート型パソコン(ノートPC)受託生産2位、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は15日、同社の副董事長兼仁宝集団の最高顧問として、昨年4月に米デル副社長の座を退いたジョン・メディカ氏が就任すると発表した。PCブランド海外大手の元幹部を董事として招くのは、受託製造業界で初めてのケースだ。また、今後同社とデルの関係が深まるかについても注目が集まっている。16日付経済日報が報じた。

 陳瑞聡仁宝董事長によると、メディカ氏の就任により、製品や技術の開発、マーケティング分野でサプライチェーンにおける同社の価値を強化し、国際的な地位の確立が期待できるとしている。メディカ氏の就任に伴い、同社は13日の董事会で従来11人だった董事を13人に増やした。

 メディカ氏と仁宝の関係は14年にわたる。同氏はデル引退時、製品グループ社長も兼ねており、かつてはモバイルPC部門の副社長、日本支社長、国際調達部門の副社長などを務めた経験もある。同氏との関係が密接だったことが、仁宝がデルの最大の受託生産メーカーになった理由の一つだと同日付電子時報は報じている。