ニュース 運輸 作成日:2019年1月21日_記事番号:T00081624
中華航空(チャイナエアライン)の何煖軒董事長は、昨年の業績好調を受け、今年も賃上げを実施すると表明した。賃上げ幅は21日に開く董事会で決定後、発表する。昨年の賃上げ幅は3%だった。21日付経済日報が報じた。
中華航空の本社前では、労働組合が賃上げは幹部ばかりで、一般社員は恩恵を受けておらず、春節ボーナス(年終奨金)も少ないと抗議した(21日=中央社)
何董事長は、昨年は旅客、貨物事業のいずれも良かったと説明した。旅客事業は日本、中国、韓国線が好調で、特に韓国線の利用者が非常に増えたという。貨物事業は、越境電子商取引(EC)の拡大で需要増が続いた。今年も両事業の拡大を見込んでいる。
傘下の格安航空会社(LCC)、台湾虎航(タイガーエア台湾)の2018年利益は10億台湾元(約35億5,000万円)余りと17年の2倍に増加した。同社は14年に開業、16年末時点で累積損失が約15億元に上っていたが、17年に黒字化を達成し、昨年第3四半期に累積損失を解消したとみられる。
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